看護師の後輩教育について

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看護師の場合、早い人だと卒後2年目から後輩を教育する場面が増えていきます。中堅看護師になると師長から後輩教育を任される事も多いでしょう。しかし、後輩を教育することほど難しい仕事は無いというくらい、大変な業務でもあります。

後輩教育で難しい点は2点あります。
1点目は指導する時間がなかなか取れないという事です。
看護師の業務は常に多忙を極めます。患者の命を預かる仕事なので、常に時間との戦いです。従って、業務時間中になかなか後輩を指導する時間が取れず後回しになってしまいがちです。また残業も多いため、後輩を指導する頃には自分がへとへとに疲れて余裕がなくなっている事も多いでしょう。
後輩に十分な指導ができないと、なかなか新しい業務を覚えてもらえず、余計な仕事が増えるという悪循環に陥りがちです。
2点目はコミュニケーションが取りづらいという事です。勤務時間が不規則な看護師の仕事において、後輩と勤務時間がなかなか重ならず、十分に指導ができないという問題にぶつかる事があります。また、後輩との相性が合わず、コミュニケーションが取りづらいという事も多いでしょう。
特に世代が異なる場合、相手に遠慮してしまったり、その反対に過剰に後輩に辛くあたってしまったりと関係性を築くことに苦労する事もあります。

後輩教育はとても難しい業務ですが、自分自身の看護師としてのキャリアを見つめなおす機会でもあります。自分の時間の使い方やコミュニケーションの取り方を今一度見直してみてはいかがでしょうか。
見直す際は下記のようなサイトも参考になります。
参考サイト「後輩教育に悩むあなたへ」 http://kohaikyoiku-nayami.com